平成27年2月19日、新庄グランドホテルにて第14回新庄最上薬剤師会医師講演会が行われました。

「H.pyloriについての最近の話題-ABC検診も含めて-」

いう演題で、こくの医院 穀野真一郎先生にご講演いただきました。



現在までの研究で胃の病気にはピロリ菌が大きく関係する事がわかっています。ピロリ菌のほとんどが小児期に感染し、感染してしまうと大部分が生涯持続します。

つまり、感染後のリスクが高く、感染後の自然消滅の可能性が低い為、ピロリ菌の検査と除菌が必要になります。

 

除菌に関しては、

除菌を行う年齢が若いほど胃の病気になるリスクが低くなることからなるだけ早い年齢での除菌が望まれます。※中学生を対象にピロリ菌検査を無料で実施している地域もあるそうです
また、現在はピロリ菌除に該当する保険対象が増えたことから以前に比べピロリ菌の除菌がしやすい環境になってきています。※確かに近年、ピロリ菌除菌の処方が以前よりも増加しています

 

そういった普段の薬剤師業務では学べない内容が盛りだくさんで、参加した薬剤師からも多くの質問が穀野先生に寄せられました。

大変ご多忙の中、穀野先生、ありがとうございました。深く御礼申し上げます。

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